お盆だ、八戸市民、カネの使い方知らず、命縮めてあの世逝き、チーン
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る、癌に病んで夢の成就に駆け巡る。
生きてるからこそ面白い。
八戸市民病院に頼るな、癌専門医がいないから毎年800人が助かる者も助からずあの世逝きだ。
八戸市民病院には癌専門医がいない。癌は悪性新生物と呼ばれ、保健所がその数を把握、29年度は八戸の死者は2710人、癌で死んだのは765人と全体の3割だ。
これらの人は八戸市民病院に頼らず東京の癌研に行けば助かる。
その証拠はオレだ。
小川は2年前の3月に市民病院の医者からこう言われた。
胃の入り口に長さ5㌢、膨らみ3㌢の癌があり、食事をするたびにそこを押す、都度出血、外科医は胃を切除しても助からない、八戸市民病院では処置なし、癌研でセカンドオピニオンを訊いてください。薬が決まれば投薬します。
胃がんで余命90日、ステージⅣ、肝臓転位6箇所、癌研に転院、八戸市民病院なら新盆では仏間違いない。
癌研の千葉柏病院、癌専門医140人、押し寄せる患者1400人、薬だけで癌は消えた。今年の盆も仏にならずに、この世に生き残った。
八戸市民病院じゃ助からない。死んだらゼニは使えない。
自分のために生き残るゼニを使え、市民病院の治療費も癌研も同じ。癌研に通うだけの力があるか、ゼニがあるかだ。
生きてるからこそ面白い、オレのように一度死に損なうと見えないものが見える。
八戸の高齢者にゼニを稼がせる、これが夢、その方法を探って毎日、汗ぶったらして市役所内を駆け巡る。
癌に病み夢の成就にかけめぐる。