八戸市無縁仏年間33体、西霊園保管庫に1
横須賀市も無縁仏が増加、終活課を設置し対応に追われる。人口およそ40万人
無縁仏の担当は生活保護課、この33体の無縁仏の内訳は20体が生活保護、13体が独居老人の孤独死のようだ。
生活保護課が管轄する生活保護者の20体がどうして無縁仏になるのだろうか。
生活保護者の葬儀には扶助費が出る。18万300円、ために棺桶に入れ焼き場に搬送し、僧侶の読経なく、ただ焼かれる。
この葬儀は遺族が行う。しかし、20体の遺骨を引き取らない。引き取れない理由があるのかも知れぬ。
しかし、仏になる前にエンディグノートを配布し、それに記入を願う。
亡くなったときに連絡をして欲しい者、菩提寺があり墓の有無、遺言なども書けるノートを書いていただけば、20体もの生活保護者の無縁仏が発生しないだろう。
これに気づいた横須賀市はエンディングノートを全戸に配布。万一が誰にも起こりうる、また、その時に供えることが頭では理解できるが、なかなかそれに対応することにためらいが生ずる。
ために、無縁仏になる。死んだ者はモノを言えない。生きている内こそが勝負できる。前向きの勝負も後ろ向きの勝負もだ。
NHKがこの終活課の課長の奮闘をとりあげた。課長は積極的にホームレスに声をかける。独居老人宅を積極的訪問する。病院に行くようにすすめるとTVを見て頭が下がった。
それでも無縁仏は出る。それでも課長は過去のない人物はいない。何か手がかりがあるはずだと職員に声をかけ、一体でも縁故者を探し、遺骨を手渡そうと努力だ。
死んだときの事を生きている内に記す。これが大事だ。
それを配布する自治体も多い。東京都狛江市、神奈川県厚木市、埼玉県鶴ヶ島市、埼玉県北本市、愛知県豊川市、滋賀県守山市、大阪府堺市南区、府中市、鎌倉市、茅ヶ崎市、渋川市、越谷市、栃木市、横浜市磯子区、杵築市志木市、愛知県半田市、広島県、宮崎県宮崎市、鹿児島県垂水市、長野県須坂市、茨城県筑西市、長野県小布施町、高山村、栃木県足利市、徳島海陽町、府中市が配布。
続