露店のプロパンガス容器爆発し9人けが 相模原
2018年8月4日 20時44分
4日夜、相模原市で、夏祭りのイベントの最中に露店にあったカセットコンロのボンベが爆発し、近くにいた男女9人がけがをしました。いずれも意識があり命に別状はないということで、警察や消防が詳しい状況を調べています。
警察や消防によりますと、4日午後7時25分ごろ、相模原市南区で、夏祭りのイベントの最中に露店にあったカセットコンロのボンベが爆発しました。近くにいた18歳から71歳の男女9人がけがをしてこのうち8人が病院に搬送されましたが、いずれも意識があって命に別状はないということです。
警察によりますと、露店でカセットコンロを使って焼き鳥を調理していたところ、そばに置かれていた使い終えたボンベが熱せられて爆発したとみられるということです。
夏祭りを主催する地元の商店街などで作る実行委員会によりますと、この夏祭りでは阿波踊りなどが行われ、例年、およそ3000人が訪れるということです。
警察や消防が詳しい状況を調べています。
会場にいた女性「振り向いたら火の粉」
会場にいた相模原市の40代の女性は、「大きな声がしたので振り向いたら火の粉が上がっていて、テントのほうから人が逃げ出してきました。毎年来ている祭りでこんなことが起きて驚いています」と話していました。
露店の関係者「使用済みのボンベが突然、爆発」
カセットこんろのボンベが爆発したのは焼き鳥などを売る露店で、店の関係者の男性よりますと、使い終わったボンベを近くに置いたままカセットこんろで調理を続けていたところ、置いてあった使用済みのボンベが突然、爆発したということです。
この男性は「瞬間的には人の背より高いぐらいの火柱が上がったが、すぐにおさまった。けがをしたうちの1人は露店のスタッフで、後ろを向いたため首から背中の辺りをけがしたようだ。こんな事態になり申し訳なく思っている」と話していました。
これはプロの露天商ではない。
プロはカセットボンベは使わない
使用済みのボンベではなく、使用しようと準備していたボンベの間違い
使用済みならカラで爆発はしない
昔から言う、その道に賢しと
見よう見まねで慣れないことをして、僅かなカネを稼ごう、市民を喜ばせようが仇になった
火傷は後遺症に悩まされる
あの時、手伝いなどしなければよかったと悔いても後の祭りだ
さすがに、消防もこうした商店街の夏祭りの指導もできかねる
が、消防団もある。火災予防、事故予防に尽力する仕掛けが大事だ