金沢市役所「ドラマかと思った」悲鳴響き、市役所騒然
金沢市役所「ドラマかと思った」悲鳴響き、市役所騒然
大勢の市民らが訪れる金沢市役所で14日午後、刃物を持った男に職員4人が次々と刺された。
 市役所の床には血が飛び散り、負傷した職員は次々と担架で運び出された。現場は、兼六園や金沢21世紀美術館がある観光の中心地。市役所はサイレンを鳴らした数十台のパトカーに囲まれ、騒然となった。「大勢の市民が来る市役所でこんな事件が起きるとは信じられない」。悲鳴が響いた庁舎内で、事件を目撃した市議はつぶやいた。
 「凶器を捨てろ」――。
 市役所7階に、緊迫した声が響いた。両手で拳銃を構えた警察官の迫力に、坊主頭で青い手袋をした男は、観念したように包丁を手放した。
 市議会定例会の会期中で、7階の委員会室では、市議らが会議中だった。ドアを開けて目撃した小間井大祐市議は「不謹慎かもしれないが、ドラマかと思った。日常で起こってしまうなんて恐ろしい」と声を震わせた。容疑者の男はその場で銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された。

 目撃者によると、7階で男が取り押さえられる前には、3階では環境局長の男性(58)ら職員3人が襲われた。女性職員(54)はトイレの前で刺されたという。直後にトイレを出た女性職員は「私だったらと思うと怖い」と青ざめた表情で話した。
 環境局長は、背中から血を流しながら「トイレから出たらいきなり刺された」とぐったりした様子で話し、別の職員が傷をタオルで押さえながら声をかけていたという。3階の市営住宅課の前には血痕が生々しく残り、「痛い、痛い」と座り込んだ3人の前を捜査員や市職員が慌ただしく行き来した。
 市関係者によると、男は、以前から市営住宅課を訪れて苦情を言うことが多かったといい、この日は事件の30分ほど前から同課の前を行き来していた。市幹部は「安全そうな役所だが、日頃から苦情やトラブルがないわけではない。搬送された職員の状態が心配だ」と下を向いた。
 市役所2階ではこの日、確定申告の受付窓口が設けられ、市民で混雑していた。市役所の周辺には、パトカー数十台が並び、負傷した職員らが次々と担架で救急車に運び込まれた。近くに住む男性(81)は「ものすごいサイレンの音だった。こんな市の中心部で事件が起きるとは聞いたことがないので、とても怖い」と顔を引きつらせながら話した。
 山野之義市長は午後8時40分頃、報道陣に「私もまだ状況を把握しきれていない」とだけ話し、庁舎を車で後にした。
2018年03月15日 09時57分
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by jpn-kd | 2018-03-15 11:11
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