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(2015/4/6 07:39)静岡新聞
袋井市消防団の 高橋竜二団長は5日に同市内で開かれた入退団式で、本年度の操法大会を実施せず、2016年度から廃止予定だった礼式大会も1年前倒しすることを明らかに した。昨年6月、操法大会直前に男性団員(33)が自殺したことを受け、大会の在り方を全面的に見直した。
操法大会は火災の消火活動を想定し、ポンプ車や小型ポンプを使用して放水する動きの正確さや速さを競う。礼式大会は整列や行進など規律の習熟度を競う。県消防協会主催の操法大会が2年に1度、県内の各支部で開かれる一方で、袋井市は二つの大会を毎年独自に開催してきた。
関係者によると、亡くなった男性団員は入団2年目で、ポンプ車を操作する選手として出場予定だった。残された遺書には、技術の未熟さをわびているとみられる文言があったという。2日後に予定されていた操法大会は中止となった。
消防団本部は団員の死後、全分団員593人にアンケートを行った。その結果、大会を望まない意見が操法、礼式いずれも6割を超えたことから、本年度の中止、前倒し廃止を決定した。訓練は従来通り行う。16年度以降の操法大会は未定。
高橋団長は取材に対し「二度と同じ事が起こらないよう、団員を守らなければならない。改めて一からやり直す」と話した。
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