沖縄のはなし 前泊博盛 「日米地位協定入門」7
官僚は政治家の鼻毛を読み、たいしたことのない奴だと見ると馬鹿にした態度をとる
手ごわいとみると、へつらう
上司から言われると、それを完遂して褒められたいという欲求に衝き動かされ、道義、道徳も踏みにじって平然たる顔を作る卑劣な奴バラだ
米国のためになるようにしろとでも命じられれば、西部開拓時代のカウボーイよろしく、泥濘に自分のチョッキを投げてでも、相手の靴を汚させないと必死の努力をする幇間さながらで、ニコニコ笑いながら日本国民に苦渋を飲ませる協定でも条約でも結ぶ奴だ
これにやられた
中曽根康弘が改進党(野党)にいたとき、
「軍人、軍属、家族の私用の問題についても、日本は裁判管轄権を及ぼし得ないということでは安政和親条約以下だ。この不平等条約を黙認し承認すれば、再び明治年代の条約改正運動を進まなければならない」
野党の叫びは国民の代弁だ
政府は当然、このような反発は想定内、
1953年8月17日、外務省に米国から行政協定改定の合意議事録案が届いた
8月18日、
外務省は「優先的裁判権、及び身柄の取り扱いについてはNATO協定、したがって本件議定書の原則を根本的にくつがえすもので、問題は重大であり呑めない」
これに対し、
8月19日、国防省ヘンダーソン法律顧問は「修正は困難だ」脅した
8月21日
外務省三宅喜一郎参事官と米国大使館パッシン法務官が「行政協定裁判権放棄」書いた交渉記録に面会し食事を共にしたと記されている
三宅「行政協定の刑事裁判権取り決めの満足できる決着が必要だ」
パッシン「口約束の取り決めはだめだ、大事なのは二点、日本にとって特に重要な事例を除き、日本が第一次裁判権を行使しないこと、第二は誤解をさけるために文書を作成すること」
三宅「秘密の申し合わせがいいということか」
パ「秘密ではない裁判権の放棄が望ましい」
8月25日
三宅「裁判権放棄取り決め形式については、交換公文や一方的書簡は論外だが、交渉議事録秘密記録のかたちでの合意に基づく声明が、日本側の受け入れる形式だ」
こうして裁判権は放棄された
三宅喜一郎は国賊

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by jpn-kd | 2015-09-10 00:15 | 沖縄
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