|
|
|
|
新人市議はともかくわからないことだらけ。臨時会で初登庁、胸にバッチをつけてもらいめでたく新議員の誕生、そして議場に臨むが普通は自席に後ろから座るが、前から座った人もいた。別段法律違反でもないがしきたり。改革するべきことでもあるが小さい小さい。
即委員会に配属され、理事者側から報告を得る。バラバラと数字を挙げながら、○件は▲予算を請求したもので、これが執行された等。前後の脈絡がないので当惑する。
それは当然のこと。議会は三月に一度開催、毎月報酬を得るためのポーズで委員会に出席、それ以外は何もしなくとも金は入る仕組み。
政務調査費がでるのでこれをタクシー代とする、ガソリン代とする人もいて、山口市議のは大層悪い使い方、議長の秋山氏のも少々難あり、この政務調査費を使いながら、市民の間を遊弋(ゆうよく・艦船が海上を往復して待機すること)する。
市民が難渋していることを我が目で確かめるのだ。小中野選出の広田という市議がいた。この人は市民の手足になり自転車で印鑑証明まで代理受理をした。だから長いこと市議を務めた。
市議と市役所職員は違う。市議は六月予算をしっかり見定めることができる。六月議会が一年間の方向性をつける大事なもの。理事者側はこれが必要、あれが不必要と優先順位をつけながら予算を組む。それに文句をつけられるのが市議、議会傍聴人は聾者と同じで、ただ見ることしか出来ないが市議はそれに対して意見を言える。委員会であったり本会議であったりする。個々人の市議が自分が勉強してきた事項が案件となればいいが、違う委員会の所属していると、その委員会はまず見物することも不可能。それは同一時間に幾つもの委員会が開催されることにある。
市議はどの委員会にも出席はできるが、そこで意見は述べられない。つまり聾者と同じ、市民と同じレベルに堕す。すると、その委員会に出席している委員に質問を依頼するより方法はない。これが会派の持つ良いところである。
無所属議員は個人商店、自分が倒れれば意志を継ぐものはいないが、会派は会社のようなもので、熱意は別として意志は引き継がれる。
6月議会の方向性が決定すると、それに沿って金が費消される。案件はいきなり出てくるものもある。災害復旧費などがそれ。それ以外は市議が願うものもあるが、大体は市役所側の好き勝手にできる。
それが箱物行政となる。成果が見えるからだ。これだけの金を費消したが、見えないものも多い。道路補修なおがそれ。多額な金がつぎ込まれるが際立った成果はない。
一年の一番大事な議会、六月定例会が間もなく開催される。新人議員は勉強のとき、議会の流れに先ずついていくことだ。
|
|
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
メルマガ-まぐまぐ
カテゴリ
タグ
以前の記事
|
| 記事ランキング
検索
楽天
その他のジャンル
画像一覧
|
|