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町内会に日赤の集金委託を願う。それを依頼された、町内会役員は、任意に町内を巡回するのではなく、八戸市役所、福祉政策課が作成する、徴収票(役所はこれを切符と呼ぶ)を渡されて、町内を集金に歩く。
日赤社員の毎年の会費、これを日赤は社資と呼び、この金額が徴収票に記されている。
つまり、徴収票を作成するのが、日赤八戸地区長、つまり市長であり、その事務方は八戸市役所の職員が、無報酬で日赤の徴収票を作成する。勿論、市役所職員の給与は、我々市民の税金で賄われている。
言い換えれば、日赤の仕事に我々の税金が投入されているのだ。それが表面に出てこず、市民はそうしたことを知らない。
この社員台帳は八戸市役所、福祉政策課の課内におかれ、この日赤の台帳の開示に、八戸市役所は応じない。それは、日赤は他団体であり、日赤に許可を得なければ開示はできないと主張する。開示請求されても、その日数はかかると逃げ、都度、こちら側から思いついた点を指摘すると、書類をテーブルの下に隠しながら、回答をするため、全書類の俯瞰が出来ず、全貌把握は困難を極めた。
税の徴収票を、市役所は切符とよび、切符を切れば、税は入ってくるものだと信じている。全く、日赤の社資も同様な仕組みで、日赤は社員を募集し、最低年額500円からの社資を集める。一度でも納入しさえすれば、社員であり、死ぬか、脱会しない限り、社資は永遠に集め続けられる。
この社資の徴収方法は行政の仕組みを悪く利用する方法で、概ね二通りがある。
一つは町内会に徴収をさせる、もう一つは民生委員を使うのだが、その混合型が実情のようだ。
この民生委員を通じて徴収する方法は、青森県内では八戸市と鯵ヶ沢町の二ヶ所であるという。(これは八戸市担当課である福祉政策課職員の話による)
民生委員に日赤の社資、徴収義務を行えとの民生委員法の規定はなく、善意のボランティアを行政は期待している。県内で二ケ所しか、民生委員が集めていないことを見ても、この徴収方法は好ましいものではない。
民生委員が本来の業務のほかにこれをこなすのだが、彼等の任意、随意で社資を集めるのではなく、八戸市役所から手渡される徴収票(切符)による。つまり、町内会役員に渡す方式と同様で、結果は町内会が徴収業務を押し付けられている。
日赤青森県支部八戸地区が、平成20年にあつめた社資は2千9百8万円。社員数は4万1千100人、八戸市の世帯数は10万3千世帯、その世帯の四割が、日赤社員となっているようだが、それについて担当課に聞くが明確な返答はない。
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