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船の排気ガスを利用して発電機を回しそこから発生する電力で船内の電気をまかなう世界で初めての装置が実用化されることになり23日、長崎市で公開されました。この「ハイブリッド過給機」は船の排気ガスを利用して、酸素をエンジンに送る圧縮機と呼ばれる機械を動かすのと同時に発電機を回すことができ、空調や照明など船内で必要な電力をまかなうことができます。
このためこれまで発電機を回すのに使っていた燃料を節約し二酸化炭素の排出も抑えることが期待されています。
世界で初めてとなるこの装置は開発した三菱重工業長崎造船所の幸町工場で23日公開され国内の関係者のほか韓国やヨーロッパの造船所からおよそ100人が集まりました。
機械は全長4メートル、重さ15.7トンで最大で750世帯分の電力を発電し燃料も二酸化炭素の排出もそれぞれ3%ほど節約できるということです。
開発した三菱重工業長崎造船所の白石啓一課長は「あらゆるタイプの船に搭載できるのが強みで、環境にも良い効果があります」と話しています。
来年5月には国内の海運会社が所有する貨物船に世界で初めて搭載され、今後、数十台の受注を目指すということです。
08月24日 12時27分
NHK全国ニュースから
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