癌になっているなどとは夢にも思わぬ小川は沖縄に出る前の10月に、KKSの中村社長、後村、業務課長の小笠原と四者面談だ。
場所は環境部長室、
小川「不納欠損をゼロにするべく、後村部長とも相談し、来年度の予算に盛ってもらうことにした。中村社長とも話をし、年間300万の人工(にんく)で滞納整理をするべく、矢巾町で研修をしてきた。来年の四月から滞納者の分類、地域、職業、滞納額の合計などを明確化し、下水の職員と差押をするべきかの情報を提供する」
中村「差押の前までの徴収は我々の仕事です。矢巾町に職員を派遣し手立ては習得してまいりましたので、ご下命いただければ全力を尽くします」
後村「今日中村社長が来たのは、滞納処理の実行についてですね、来年度はお願いしますのでご心配なく」
小川「後村部長、予算は300万ですよ、私が財政と交渉してきましょうか、この不納欠損については財政とも話をしてあります。300万円の交渉をしてきます」
後村「それをされては私のメンツが立ちません、私におまかせください」
小川「それではよろしくねがいます。八戸市職員は年間800万円、それを300万でやるというんですから、経済効率は非常にいい。是非とも来年度(2017年度)からスタート願いましょう」
中村「是非ともよろしくお願いします」
こう言えば誰しも後村は新年度予算の300万を要求すると思う。
ところが、此奴は食えない。