特集 八戸裏面史 いかさま名誉市民鈴木継男を通して見た八戸 その8

ナショナルと警察を敵にした男

三・一書房刊 海原悠介著

八戸液化ガスの鈴木継男社長に取材することができた。

鈴木継男は肝心の質問には何も答えず、

「古い話で思い出したくない。この件は全て弁護士に任せているので、取材したければ弁護士に聞いてくれ。マンデーが潰れたのは、ニセ警察官僚のためで八戸液化ガスとは何の関係もない」

と述べ、続けて取材した弁護士も、

「貴方ねー、新聞記者だか何だか知らないが、そんな古い話をほじくり返してどうするの。古い話に興味があるなら、NHKの大河ドラマでも見たら。あの話は時効だよ、時効。貴方、弁護士が年間幾つ相談ごとを抱えるのか知っているの。いちいち覚えていたら頭がパンクするよ」

と取り付く島がなかった。

どうして鈴木継男は古い話で思い出したくないのか、それは、鈴木継男がマンデーを落とし穴に引きずり込んだからだ。

松下電器との最後の交渉からおよそ二週間経った頃、八戸液化ガスの鈴木継男専務から突然、小林に声がかかり、小林は八戸市内の「よねくらホテル」で食事の接待を受けた。同社の佐々木勝男機器事業部次長も同席。

この席で鈴木専務は「「はるる」の欠陥問題でご迷惑をおかけしました」と頭を下げ、「これは私の気持ちだ」として額面1786万の小切手を小林に差し出し。「どうしても、これを受け取って欲しい」と述べた。

1786万は「はるる」381台の購入代金2286万から、まだ支払い期日の来ていない約束手形500万を差し引いた数字だ。

小切手の差し出しは、小林が要求した返品引き取りとリコールのうち、前者を代理店側がのみ、購入代金の全額返済を申し出たことを意味する。

小林は仕入れ代金の返済が、松下電器に対するリコール要求への回答ではないことを確認したうえで、その小切手を預かった。(小切手の受け取りに関して、鈴木専務の方から領収書は求められず、小林は、このとき、領収書も預かり書も発行していない)

「欠陥商品を売りつけたのだから、購入金を返してもらうのは当たり前だ」と小林は思ったのだ。


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by jpn-kd | 2017-05-23 13:47 | いかさま名誉市民
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