人気ブログランキング | 話題のタグを見る
八戸ゴミ処分場屋根崩落事故はここが急所9
この事件は大きく二つの要素を含んでいます。
一つは崩落が設計変更によるものであること。
二つは八戸の指名業者ではない元旦に仕事が発注できたことです。
この二つ目は解説するのが難しいので後回しにします。
崩落事故調査委員会が4回開かれ、その結論が本日、28日に市長に報告されます。
総額48億円を投入した事業が7ヶ月で崩落し、その復旧に3年もかかるでは市民は納得しないでしょう。
予算委員会でも五戸市議が議員に説明をする場を設けろと談判し、市側はそれを了承しましたが、会派の代表にだけ説明をすると提案してきましたが、田名部議長が「それは約束が違うので全体協議会を開くべきだ」と申し入れしました。
議員を召集するのは議長しかできません。
市側がこれをうやむやにしようとしても、48億円を投入した施設の崩落原因説明を市民は求めています。
その市側のうやむやを呑めば、市民の代表としての議員の資格が問われます。
まして、市議会選挙は来年で目と鼻の距離に迫っています。
ここで、いいかげんな処理をすれば、「おれたちに明日はない」と議員も緊張感を持つべきです。
48億円が7ヶ月でパーでは、全国民も笑うことでしょう。
そして、弱腰市議にはバッチを外す以外になくなる審判が下されます。
全体が自民化したとあざ笑われる八戸市議会で、今こそ市側に鋭く迫るべきです。
パソコンの調子が悪く、掲載しなければならない写真が取り込めず、文章だけの掲載になり、伝達不足ですが我慢を願います。
自民諸君も実態をしっかり見据えて、市長のうやむやにしたい姿勢に対して、これほどの重大事だけに逃げれば笑われると肚を決めるべきです。
そして、どうして崩落したのか?
何故市長はそれを市民に詫びないのか?
何故、瑕疵担保請求を言わないのか?
裁判に訴えても、業者に再建築をさせるのか、カネを返させるなどの要求を内容証明で出すべきですが、それをしません。
そこには出来ない理由があるからでしょう。
これは問題の二にからんできますので、事故調査委員会の報告を待ってから推論を述べてみたいと考えています。
さて、市民諸君の建てたばかりの家が7ヶ月で倒れたら、あるいは天井に穴が開いたら、建築業者に修理修繕、あるいは建て直しを命ずるでしょう。
それをしない市長は適格者なのでしょうか。
大いに疑問があります。
事態の認識があまく解決しようという気構えが見えません。
こんな人間が市長では八戸市民は恥ずかしいかぎりです。
もっと適任者を求めるときが来たようです。
こんごの市長の行動を注意深く見つめるときが今です。
この元旦が何故、八戸の工事を出来たのか?
それはSEECEが連れてきました。
どうして連れてこれたのでしょう。
八戸の指名業者ではありません。
ここにからくりがありますが、それは先送りして、この崩落原因は四度に渡る業者からの設計変更によります。
八戸市の建築指導課にその設計変更が出ました。
もちろん工事途中でです。
それもボルトを3から2に変更しています。
3センチが2センチに変われば、強度に心配がでますが、建築指導課は業者の提出した書類の数字だけをチェックして、自らは強度の確認をせず鵜呑みにしました。
それが4回あり、いずれも軽微な変更だと断定しました。
ここに問題があります。
建築センターに構造の強度審査を願ったが追加資料提出を二度迫られました。
そして、ようやく判定合格となりました。
そして工事が開始になり、その後に設計変更がありました。
この変更の都度、建築センターに変更して大丈夫かの確認はせずに、業者からの書類を受け取り、数字だけを確認して計算をしませんでした。
建築指導課は我々は数字の確認だけだからといいます。
崩落しなければ、それでいいでしょうが、事故が発生して、はじめて建築指導課のいい加減な体質が見えてきました。
日ごろから仕事をしたくないのが共通した八戸市役所の職員体質です。
それを督励、監督するのが人事課の仕事ですが、泥棒が泥棒を捕まえるようなもので、外部監督員を雇って調査内を巡回させるべきです。
もっとも、こうしたことも議員諸君の仕事の一つでもありますが……
さて、ボルト変更で天井を崩落させた設計会社の責任を誰が問うのでしょう。
全体協議会では鋭い質問が飛びます。
筋書きのない劇が市議会です。
誰がどのようにして市側を追求するのか、歌舞伎を見に行くと銭がかかります。
ところが、議会は膨張は無料で、ライブで緊迫のやりとりが見られます。
まして、市側の答弁に納得しない議員が出て、「市側の説明に納得しない」と騒ぎ出せば、議会始まって以来の大騒動になります。
もっとも、大宅壮一を八戸に連れてきた西村という議員、ダイヤと呼ばれた大久保弥三郎の時代にはこうした紛糾した議会が開かれました。
八戸市議会が登場したころですから、80年も前です。
時代は変わり、それがまた見れるとしたら、わくわくしませんか、それもタダで。
この頃は傍聴席も満員でした。
次号に続く
by jpn-kd | 2014-03-28 06:24
<< 八戸ゴミ処分場屋根崩落事故はこ... 八戸ゴミ処分場屋根崩落事故はこ... >>


ブログで行政改革をめざす日本救護団
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
メルマガ-まぐまぐ

メルマガ購読・解除


 

カテゴリ
タグ
以前の記事
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
記事ランキング
検索
楽天
その他のジャンル
画像一覧