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八戸の街中の話を消え行く八戸弁をふんだんにつかった郷土くさい芝居も38回本公演をむかえる
11月の2・3日八戸市公会堂文化ホール
「炎と水」と題し八戸鉄工所の田村義三郎のポンプ車の発明を演じる
この八戸鉄工は日本一のポンプ車メーカーのモリタに負けない
つまり、昭和23年当時は、八戸の田村が日本全国をにらんでいた
こうした人がおられた
が、欲が少なく特許にも眼もくれず、ひたすら消防タンク車とホースの筒口の改良をめざす
いまだに、田村の発明が消防をささえる
人はどうやっても死ぬ
が、魂をこめて、自分の見聞した中で、必死に他の者に役立つことを考えて、それを探る
それが、人生なのだ
田村義三郎は死んだ
が、その足跡は消えない
けれど、それを文字に著す、それとも演劇で見せる?
後世の者は先人の労苦をしのぶよすがを知らぬ
それを劇団やませは倦まずたゆまず38年もつづけた
この八戸の演劇のもといを創られたのは小寺先生
この人の演劇への情熱は素晴らしかった
が、その功績を顕彰していない
八戸には多くの埋もれた人物がおられた
それらの人びとへの感謝の念を八戸人は持たない
情けない人びとだ
我さえよければの風潮が八戸には強い
しかし、先人の顕彰なくして、我々の存在もない
四国高松にいくと文豪菊池寛通りを見る
永遠に菊池の名は朽ちない
市井の偉人、その置かれた時代を精一杯生きた、その戦う姿勢
それをやませは毎回見せる
観劇されたあなた
あなたに、この人物が語りかけるよ
あなたならどうする?
時代は昭和23年、常備消防・消防本部・消防団と分離する瞬間
現代消防の時代に、まさに突入する瞬間
その時代に我々は立ち会うことができる
劇団やませを支え、そして励ますのは一枚の切符を2000円出して買うことだ
これが、八戸の文化を支える赤い羽根だ
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