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南三陸町の防災担当女史職員が無線で避難を呼びかけ多くの人を災害から救った。しかし自らは落命。江戸の昔は市役所は大なり小なりにせよ、代官所か城である。当然、そこに勤める者は侍。年貢を米から金納にした明治新政府のやりかたを習い、現今に至る。
その徴税額は年間90兆円で総合商社をまとめた額より大きい。当然、市民を踏みにじって食っているの認識がなければ、血税の扱い方の根本を理解することはない。
昔は参勤交代があり徒歩で江戸まで出た。国家公務員は全国を尻軽に飛ぶ。が、市役所職員にはそれがない。故に緊張感が欠如し、千年に一度の大災害でも、住民が固定資産税の減免申請をしなければ応じないという。
千年前を知る人間は生きてはいない。しかし、人類には智恵と文字がある。記録をひもとき往時を推測する能力を有する。往時も税負担が重く東北の地から税を納めに行き、行き倒れた者も多い。命とひきかえなければならない税などどこにあろう。
災害で命を危険にさらされたが幸いにして八戸の人々は落命した者の数は少ない。しかしながら過酷な税負担が待っている。
それも城づとめをしているとの認識の欠如する職員の怠慢による。千年に一度を考えれば、どれほどの手立てを講じてもとりすぎ、しすぎにはならない。あのときの職員はこうした、このように出来たとの範となるような、住民側に立った考えに何故なれない。
それは、税は湯水のごとく沸いて出ると考えているからだ。血税を絞っているの認識がないから、こうした不様なことになる。
侍が百姓から米を食わせてもらう、その心構えを死んだ黒沢明は映像で人々に教えた。世界の名作、「七人の侍」の中でだ。博労に扮しているのは多々良純、名脇役、石巻出身、89歳で没、侍役は志村喬、黒澤作品の「生きる」で世界一とNYタイムズに評された。兵庫県朝来産、76歳没、人はどんな良い仕事をしても必ず死ぬ、しかし、生きている限りは精一杯努力することを求められていることを忘れるな、八戸市役所職員諸君。
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