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東日本大震災で深刻な被害を受けた岩手県釜石市に八戸市からの救援物資を届けるため、同市の陸上自衛隊八戸駐屯地のトラックなど32台の車両が16日、同市を出発した。救援物資は米やリンゴ、缶詰などの食料、乾電池など合わせて約100トン。4~5時間かけて釜石市役所に向かい、被災者に届ける予定という。
津波被害などで被災者の食料など物資不足が深刻化している釜石市が国へ緊急に支援を要請。三陸沿岸都市として付き合いの深い八戸市が国の協力呼び掛けに応え、同駐屯地に輸送を要請した。
同日午前7時、トラックと約110人の隊員が八戸市の長根公園に集合。隊員たちは雪が降りしきる中、木箱いっぱいのリンゴや缶詰などを手際よく荷台に積み込んでいった。トラックは満載になった車両から順次、釜石市へ向けて出発した。
物資は釜石市によって各避難所などに送られるという
東奥日報
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