人気ブログランキング | 話題のタグを見る
日本赤十字社地方自治体を資金源に9
●この文言に違反
ところが、八戸赤十字病院長藤原豊は八戸市の定めた要綱の第3に違約し、日赤(日本赤十字社)の資金繰計画書(第2号様式)を添えて市長に提出しなければならない、とあるが、藤原豊の提出したのは、平成15年度八戸赤十字病院資金繰計画書で、要件を満たしていない。
 藤原豊が故意に提出しなかったのを担当課は黙認したのか気付かなかったのかは不明なので、再度開示請求をして、関係書類を精査すると、貸付要綱を製作したのは、勿論八戸市であり、その提出すべき書類を(2号様式)でさだめていた。その2号様式(証拠2)には、日赤八戸病院の資金繰り表と記されていた。
つまり、八戸市が作成した貸付要綱に誤りがあり、それをそのまま気がつかずに通し、5億円の金を8年間も返したり貸したりしていた。必須条件を満たしていない貸付は違法であるが、即、貸付行為を中断する事態には至らない。
 貸付中断行為は日赤に違約条項に合致するものがあればの話で、八戸市側が要求したものを、八戸日赤病院が提出したもので、なんら違約には当らない。
 これは八戸市側の間違いであるが、今度は日赤側の失態が露呈。
(貸付金の交付及び借用証書の提出)
第6 2日赤(日赤本社の意)は前項の規定により貸付金の交付を受けようとするときは、市長に借用証書(第5号様式・証拠3)を提出しなければならない。
 このように規定しているにも関わらず、これを提出したのは日赤本社ではなく、これまた、日赤八戸病院である。日本赤十字社は特別法で存在を証明されているが、日赤青森県支部、八戸地区などは存在を示す登記はされていない。任意団体でしかない。
 さらに、この八戸赤十字病院も同様に登記されておらず、その存在を示すものは何もなく、八戸市と八戸赤十字病院だけが、その存在を認めているだけで、いわば認知されていない私生児の扱いとなっている。
すると、この(第5号様式)にはどのように記されているかが問題になる。それを見ると、借入人の住所・氏名・代表者の下は空欄になっており、この書類に関しては日本赤十字社が借り人を誤認し、八戸赤十字病院院長が借用したと書類を作成した(証拠4)。
 この作成行為が不適当であるからと、貸付を中断できない。なぜならば、
(貸付決定の取消し及び繰上償還)の規定には、
第7 市長は、日赤が次の各号の一に該当する場合は、貸付けの決定の全部若しくは一部を取り消し、又は貸付金の全部若しくは一部の繰上償還を請求するものとする。
(1)虚偽その他不正な手段により貸し付けの決定を受けたとき。
とあるが、虚偽ではなく、錯誤であると日赤はひらきなおるだろう。不正とはいえないので、これまた貸付は続行されるが、日本赤十字社本社は、借入証書をさかのぼって提出する必要がある。
 日本赤十字社は青森県知事、日赤青森県支部長を代理人をと定めるときに、印鑑証明を添付した。つまり、日本赤十字社は実態はあるが、登記など第三者が証明するもののない、日赤青森県支部、同八戸地区、並びに日赤八戸病院は印鑑証明の発行ができない。
 代理人を定め、借入行為を代行させたとしても、借用人は日本赤十字社であるから、一般通念どおりに、借用書を作成し、それに日本赤十字社社長が記名捺印し、印鑑証明を添付しなければ、正当な貸付行為とはならず、八戸市はずさんな貸付を行っていると糾弾されても抗弁はできない。
 わずかな金でも借金は借金、それも5億円に上る市民の税金を、いいかげんに貸付られては困る。
八戸市役所に、そうした書類を作成する能力がなければ、これは外部から、専門知識を持つ、公認会計士、司法書士、税理士などに報酬を支払い指導を受けるべき。
 しかしながら、八戸市役所は不祥事続きのため、弁護士は専任しても、それ以外の専門職を顧問などの契約はしていない。この書類不備の事件が昨年もゴミ処分場で発生し、紛糾したことがあった。
 そのときも市議から専門職に相談する体制を早急に整えよと、指摘されながらも、いまだにそれは実現されていない。
 役所は何もしないことを、最善の解決方法であると盲信しているが、自分たちに処理能力がないにも関わらず、それに気付かないため、不具合のある契約書を作成し、後年それを指摘され当惑するが、すぐに配置転換で喉元過ぎれば熱さをも忘れるで、学習能力に欠ける。
 また、提出された八戸赤十字病院の経営を示す資料から長期短期借り入れ金額は百億円を超しており、病院経営はかなり困難な状況にある。医師不足のため新患拒否、休診も多く外来診療収益は減っている。
 また、昨年、当方(「日本救護団」)が生活保護を受給させた患者が、手術を受け、手術は成功したと、報告を受け、その翌日死亡した。こうした医療ミスが頻繁に起きているとの噂もあり、八戸市内にある「オンブズマン」も、その詳細な医療ミスの記録を所持していると言われる。
 八戸市役所は8億円の補助、5億円の貸付の見返りに、職員の天下り先を、日赤八戸病院の事務長職に求めず、市民のための税金を使うべきで、日赤ばかりに加担する必要はない。
 八戸市役所の決算書に、単年度貸付のため、この日赤に対する貸し金は計上されておらず、市民の眼をごまかす処理で、同様にJR東日本への新幹線乗り入れ時、駅前ホテルをJR子会社が建設、ここへ、八戸市が出張所を借り、保証金5億円を入れたが、この金も決算書には計上されていない。
 地方行政は一般企業会計とは程遠い仕組みになっており、それを市民は気がつかない。こうした、役所の体質に、うまく食らいついているのが、日赤であった。
 
by jpn-kd | 2010-10-27 07:16
<< おもしろ半分八戸散歩 おもしろ半分八戸散歩4 >>


ブログで行政改革をめざす日本救護団
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
メルマガ-まぐまぐ

メルマガ購読・解除


 

カテゴリ
タグ
以前の記事
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
記事ランキング
検索
楽天
その他のジャンル
画像一覧