|
|
|
|
3 8億円は補助、無利子無担保無催促で5億円貸し付け
日赤の社資徴収方法に問題はあるが、これで、追い返され入院できなかった老婆の問題解明にはならない。そこで、今度は日赤病院新築に関することを調べた。
すると、八戸市役所は平成十五年から、毎年八千万円の補助を十年継続し、あわせて、五億円の貸付を同じく平成十五年から開始し、その期間も同じく十年であることが判明した。
日赤は五億円を毎年三月末に返し、翌日の四月一日に借りることを繰り返す約束を取り付けた。この契約は履行され、毎年繰り返され現在八年目になり進行中。
何故この借金を日赤がしなければならなかったのか、それは病院の老朽化にともない新築の必要があった。そのため、日本赤十字社が借り入れ及び補助負担を願うことを計画し青森県、及び八戸市に要請した。
その経緯は八戸市議会議事録にある。
平成十四年二月十八日、市長が八戸市議員全員協議会で発言。
八戸赤十字病院本館建て替え事業に係る公的助成について説明。八戸赤十字病院は、県南地域の住民に対して幅広い診療体制のもと医療を提供してきた、また、災害時の救護活動を行うなど、赤十字社の理念に沿った地域に密着した公的医療機関だ。特に市町村合併を視野に入れた場合、将来欠くことのできない医療機関であり、地域における中核的病院としてその充実が一層求められている。一方、整備が図られ高度機能を有することで、臨床研修病院の指定を目指すことが可能となり、県南地区の診療体制の向上、活性化につながる。
現在の病院本館は、昭和43年に建設、建築後30有余年経通し、療養環境も変わり全体が狭く、特に平成6年の三陸はるか沖地震によりダメージを受け、施設全体に老朽化が進んだ。このことから、本館建て替え計画が平成8年から持ち上がり、八戸地域広域市町村圏首長による八戸赤十字病院建設促進期成同盟会が設立した。これまで関係者を交え検討し、平成10年10月以来、日本赤十字社青森県支部長(青森県知事兼務)及び期成同盟会会長が知事あてにその助成方を要望した。
去る2月5日、県南地区の医療体制構築に欠かすことのできない日赤病院の建て替え事業は、将来を展望した場合、ぜひ必要な事業だ。市としては、公的助成31億円のうち、県の負担20億円、市の負担10億円、町村の負担一億円を願ったが、これに対して県の考え方は、同率同額の県15億円、市15億円が示されたが、応じられないと回答。その後、県17億円、市13億円という提案があった。
三役ほか、県議を含む関係者を交え協議、検討した結果、これまでの県とのかかわり合いを踏まえ県の意向を尊重し、また、この時期を失すれば着工が困難になるのではないかと市の助成を決断した。
続
|
|
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
メルマガ-まぐまぐ
カテゴリ
タグ
以前の記事
|
| 記事ランキング
検索
楽天
その他のジャンル
画像一覧
|
|