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教育委員会の認識欠如、行政の意味すら無知
八戸市役所役所内に県警から出向してきている者が五人いる模様。
その一人が決定した処分に不服があり、異議申し立てをした。
その結論が八戸市情報公開・個人情報保護審査会から出た。
その内容は次のとおり。
答申書
第1 審査会の結論
異議申立人より開示請求された平成20年4月1日から平成21年3月31日までの間の少年相談員の電話相談受理票綴及び来所相談受理票綴(以下「本件対象文書」という。)に関して八戸市教育委員会教育長(以下「実施機関」という。)が行った不開示決定処分を取り消し、本件対象文書のうち、「相談者の氏名及び住所」欄、「主たる対象青少年(又は主たる対象青少年と相談の概要)」欄及び「相談内容(又は相談概要)と助言措置」欄の記載内容を除く部分を関示すべきである。
この開示請求をしたのは昨年十二月。結論が出るまでに半年経過した。
これを何故要求したかは、特定の学校、特定の教師に問題があり、不登校になっていないかを調べたかったが、警官出向職員が、不開示処分を決定。
この警官職員の無知を担当課長に説くも、同様無知で、処分は決定された。個人情報に関わる部分を見せなければ良いだけの話だが、警官職員が力んで、全不開示を決定処分。
行政に対しての市民の抗力は、処分決定が出た折にしか発揮できない。
この処分が不服であれば、不服申し立てをすればいい。
その不服申し立てには二法あり。
一つは八戸市役所が諮問を求める上記の審査会、もう一つは裁判所への申し立てだ。
行政裁判を求めるには青森市に出向かなければならないので、審査会に求めるのが手数がかからない。
この審査会は五人の構成で、一回の審査会ごとに日当が一人当たり、8800円支弁される。
ところが、教育委員会は不思議なところで、自分たちが決定しただけで、処分ではないと力む。
力んだのは無知な、新任警官職員、それに引きずられたのが、課長の四戸。
行政の決定は処分であり、それに不服があれば行政不服審査請求となる。ところが、審査会は勝手に意見を出しただけで、自分たちに非はないと力む。
間違いがあり、それを審査会が指摘したことの認識がない。人間だから間違いも聞き違いもある。肝心なのは非を悟れば、陳謝することだ。それもせず、審査会が見せろというから、見せてやると言われて応諾する者がいるか。
自分たちの前非を悔いるから、間違いは二度と起こさないようになるが、審査会は審査会、教育委員会と意見を異にするでは、反省も認識もない。反省だけなら猿でもするぞ。
教育委員会には審査会と裁判所の決定の認識がない。そのことを説いても、課長の四戸はわからない。こんな基本的な行政の流れを市民に説明されても理解が出来ないようなら、職員を続ける資格に欠ける。
何度言ってもわからないので、課長の四戸に市長の所に行き、無知を告げると言うが、行かないという。
行かないでくれと言うが、教育委員会職員に足止めをされる理由も市民は持たない。彼らにそんな権限はない。その足で市長室に行き、人事権の発動を願う。気にいらない職員がいれば、市長に物申せばいい。市長がそれを取り上げるか上げないかは、それは市長の勝手だ。それよりも、そうした無知な職員がいることを認識させることに効果がある。
市民は不服を持てば、それをくすぶらせず、堂々論陣を張り、条理を尽くして闘うことだ。戦いかたが判らない人には「日本救護団」が後押しをする。
市長に物言いしたら、いきなり態度が変わり、教育委員会は詫びるという。間違いを犯せば詫びればいい。それが人間としての勤めだ。それもせず、力んで突っ張るとロクなことにならない良い見本になった。反面教師の教育委員会、もういちど義務教育受けた方がよくないのか。
そんなことで、八戸の子供の質の向上、学力増進になるはずもなかろう。猛省しろ、教育長。
by jpn-kd | 2010-08-04 08:01
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