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管財契約課が指名業者を選定できることを述べたが、業者にどんな書類を提出させているのかを調べた。建設工事と測量・建設コンサルタントの二種類がある。一号様式その3にあるのが、「日本救護団」が指摘する重要な部分。
22の欄に有資格者があり、そこには一級建築士から始まり、測量士等が網羅されている。あらかじめ、指名競争に入札する資格を持っているかが、ここで問われるが、どうも、これを無視して指名業者参加をさせているように思える。つまり、提出文書が出れば、いちいちそれを調査もせず、役所特有な形式主義で、書類に不備がなければそれで良しが墓穴を掘る。
今回の測量設計を受けたコサカ技研には、事前に有資格者を何名必要とするの、設計書を読み解かない管財契約課に間違いがあり、工事契約は無効だ。
つまり、設計書には人工(にんく)手間を計算し、これこれの資格者が必要となるので、この分を積算しましたが、まるでムダになる。それを無視し、資格者がいなくても、再委託すれば、契約行為は成立するという、係長磯島の論理には矛盾がある。
それは、人工手間は下水道が積算したもので、当然測量会社が、正当に手に入れられる金額だ。しかし、磯島が言うように、再委託をすれば、当然、その手間は中途で搾取され、本来得られる金額より低くなるのは必定。それを知りつつする行為は、正当な手順を踏み、正当な金員を手にしたいという、測量屋を日干しにするのに、磯島が加担したことになる。
誰しも能力には差がある。優秀な奴は東大に行く、それが叶わぬものは、それなりに動く。それでも、社会に出れば、東大出で飯が食えるとは限らない。能力が低くても職業に貴賎はない。各々が社会にどれほど貢献できるかが問われるのが娑婆だ。
その娑婆世界で、もがいている者の足をひっぱる行為が、役所の杜撰な工事発注にあるとすれば、これは磯島、貴君の態度は問われなければならない。己が職分を正しく守れ、一部業者に利便を供すると疑われる言動は慎むことだ。世の中は理屈だ。それが通らぬはマズイ。
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