|
「やあやあ、珍しや大野典膳よな。十年以前国元において、我が父を討って立ち退きし大悪人。ここであったが百年目、盲亀の浮木、優曇華の花咲き待ち得たるはこの時ぞ、我が父の仇、いざ尋常に勝負、勝負」は敵討ちだ。
庶民の敵は煎じ詰めれば、行政なのだ。それが、横暴だ、権柄尽く(けんぺいずく・政治を行う権力。権勢にまかせて物を言い、また、事を行うこと)では困る。生活保護を受けている人に、弱い立場にいるのを認識した上で、無理、無体なことを押し付けている。
こうしたことを、聞かぬうちはまだしものこと、聞いたからには、武士と生まれた悲しさは、狭い道を拡げて通るが、おのが稼業、庶民の難儀を救うため、「日本救護団」は国・県・地方行政を斬って斬って斬りまくり、生活弱者・障害者及び、高齢者の救護にあたり明るい社会を打ち拓くをスローガンとしている。
さて、昨年七月、朝七時半から役所前に陣取り、遅刻して来る者を片っ端から写真に記録、勤勉でない者にも支払われる、総額7億5千万円の勤勉手当は不要だと叫んだ。その、証拠にこんなに遅れてくる職員もいると、証明のための写真撮影をしてくれた。あれから一年、とうとう、腰の重い恐竜、八戸シヤクショザウルスも、勤務体制チェックに、タイムカードを導入。36台の機械が各階に置かれた。但し、支所は除かれたが、出先機関には全て設置された。
これは六月一日から稼動する。しかし、取り締まる側があれば、管理される側もあり、される側は遅くなる職員の代打ち作業にいそしむものだ。一回百円とか、五百円などの報酬を伴って。これが発見されれば、次なる防止策を考えておいた。発見次第次の手を公表する。
したたかな者ども揃いが、八戸市役所職員。だが、門松の下をくぐってきた分、「日本救護団」の悪知恵がまさるゾ。
市制八十周年にして、市役所もようよう目覚めた。人間なんてのは十五、六で性に目覚めるもんだが、市制は目覚めが遅い。フフンと鼻で笑う。
|
|
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
メルマガ-まぐまぐ
カテゴリ
タグ
以前の記事
|
| 記事ランキング
検索
楽天
その他のジャンル
画像一覧
|
|